ボーナスステージへ進む前に。

社会不適合者(20代♂)の日記だよ。主に音楽とラジオの話題。

田舎の生活

パソコン整理していたら、地元にいた頃の写真が出てきた。

大学に入るため、北海道に来てもうすぐ4年。

結構経ったなあ。

写真を見て、懐かしい思いが沸いた。

それと同時に、何とも言えない思い出もたくさん湧いてきた。

 

僕の地元は、まあまあな田舎だ。

 

小中学校時代。

いじめられていた訳ではなく、

むしろ友達も多かった。

だけど「親友」と呼べる友達は極端に少なかった。

学校外で同級生と遊んだことは、年に1度あるかどうか。

それでも当時『寂しい』と思ったことは一度もなかった。

パソコンを持っていなかった当時、

どんな時間のつぶし方をしていたのだろう。

ただただ奇特だと、今になって感じる。

 

そのまま地元で進学した高校生時代。

友達は多いが、親友は少ないという“浮遊”状態は加速した。

クラスの中でグループなどにも入らなかった。

それでも、陰口などの対象にはなっていなかった、

と思う。

まあ「陰口」っていうワードからして

当人の耳には入らないのが当たり前なんだろうけど。

もし言ってたとしたら、相当な口封じがされていたんじゃないか。

アイツら、セキュリティ強固かもしんねえ。

 

そのあたりから、浮遊することにも飽き

学校に行く意味を失い、中途退学。

自分の将来も何も持っていなかった。何も考えていなかった。

トコトンなまでの浮遊だ。

そこから、ニートやらパートタイマーやらを経て

ツテを使って北海道、札幌まで潜り込んだ。

 

都会の生活は、とても楽しく、スリリングだ。

田舎であった地元では味わえなかった生活。

身を委ねる。

華やかな街並みに、人混みに、イベントに。

何もかも、ずっと楽しんで今まで過ごしてきた。

「帰りたい」なんて微塵も思わなかった。

 

その反面。

何も思っていなかった「地元」がどんどん嫌いになっていった。

“浮遊”していた田舎の生活が、

ひょっとしたら辛いものだったんじゃ、

そう考えるようになった。

 

パソコンに残っていた写真は、風景を映したものが大半だ。

なんの美的センスもないものばかり。

「プレバト」でクソ態度のでかいババアに酷評されるレベル。

そして残りの少数が、友達と映っている写真。

 その写真の僕は笑っている。楽しそうだ。

でも、本当に楽しめてる?

お得意の作り笑いしてないか?

今の自分からは、卑屈な感想が湧き出ている。

 

 

 

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LOST IN TIMEの「田舎の生活」。

スピッツのカバー曲。

この作品が収録されている

スピッツトリビュートアルバムの中でも屈指の名作。

大好きな曲だ。

 

聴きながら、この記事を書いた。 

地元で、こんな生活を送りたかったなあ。

 

それでも、

毎日そんな暮らしを送っていたら、いろんな面で消耗していくのだろう。

根拠はないけども、なぜかそう感じた。